コンクリートにタバコをこすりつけると
コンクリートは熱いと言った
ので
ぼくはタバコをやめようと
思った
耳をすませば
コンクリートは重いと言っていた
僕がずっと
乗っかっているから
ので
ぼくはもうやめようと思った
でも
やめられなかった
そして
蹴とばして歩きだした
それにむかって
ゆっくり
コンクリートに
見守られながら
- 岡沢じゅんWEB -
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