喫茶ジャージャにきました、トイレにあるぼくの描いた油絵は今でもお気に入りで、いつ行っても嬉しい。
好きな場所があるのはいいことだ。いつのまにか名古屋にたくさん増えたなあ。家がないことは、幸せだと思ってる、自分のものなんてほんとはなくって、みんな借りて使ってるんだよなあと思って、使わせてもらってると思って、やっぱり幸せだと思う。目の色が変わって、大事に使うなら、どんなものでも借りて使っていいものに見える、自分のものにするには、どんなものも畏れ多くて、でも、使わせてもらうぶんには、ぼくは彼らと愛しあえてる。
「じゅんくんは人類を代表して実験してる」ってまっきーが言ってた。「もし本当に死にそうになったら、すぐ現金書留にしてお金を送るよ、それで実験が続くなら」って。
もしこれが実験だとして、ぼくという人間があって、そうだね、たしかに、べつに病気になっても死にそうでも、ほんとうに死んでしまっても、そうだね、試してみたいんだね、確かめてみたいっていうか、うん、そうだ、その実験のほうがずっと重要みたいだね。
あしたには志賀高原に戻ります、キャンバス買えるくらいに数字は増えました。ありがとう。