クニョロン祭一日目その後
丸山さんと一緒に、サブちゃんを矢川駅まで見送ったあと、スーパーマーケットで缶ビールを買って、国立駅まで呑みながら歩いた。途中のベンチで何度も座ったりしながら話をして、よく思い出せないけど、いろいろな話。途中で国立のスポーツセンターで夏祭りをやっていて、盆踊りを眺めながら、生ビール250円と焼きそば100円をおごってもらって乾杯した。最後、きよしのずんどこ節を一緒に踊った。丸山さんはそんな僕をデジカメでパシャパシャやってて、踊ろ、といってもパシャパシャやってた。地球屋の近くで寿司を買って、丸山さんが。駅前で歌ってる人がいたのでそのあたりに腰掛けて、ちょっとトイレ、まだビール飲む?コンビニ行ってくる、の間に、一曲やってよ、と言われて、二曲歌った。夜風が通り過ぎて、綺麗な半月で、気持ちよかった。寿司も美味しかった。いくらと甘エビとサーモン。たくさん歩いて汗びっしょりだったから、二人で銭湯に行った。鳩の湯。コインランドリーもついていたので、洗濯もした。26日だったら、風呂の日で、ヤクルトつきますって書いてあったけど、25日だった。地図に、たまらん坂下商店街って書いてあって、このあたりに清志郎が昔に住んでたのかな、と思いながら、丸山さんと原子力発電所の話になった。清志郎が生きてたらどうしただろうね、と言った。
僕は、個人的な利益のことを考えると、原発がある理由も、コインパーキングも、コンビニエンスストアも、よくわかるのだけれど、だから、音楽なんだと思う、音楽はみんなに開かれていて、本当に音楽が必要だってみんなが思えたら、いらないものがよくわかる、みんなで奏でてるこの世界ならば、ひとりひとり好き勝手な音を鳴らし放題じゃ、やっぱり気持ち良くなれないと思う。