- 岡沢じゅんWEB -


ロックンローラーにして絵描き、ぐっとクルーのボーカルギター岡沢じゅんのブログです。








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20120918   October 4, 2012


20120918
海ノ口キャンプ場

朝起きたら、ビールをこぼしていた。わかちゃん、ごめん。ゆうにゃんはギリギリまで寝てる。みんなで、アボカドなんかをサンドイッチにして食べてから、大町市へ向かう。不思議に思うのは、熊ちゃんスパン子さんが大町市に引越して来て、縁川商店のゆっきーに出会って、ようやく初めて大町市というところが僕の地図に現れたことだ。人それぞれそういう地図があるんだな、と思う。僕からしたら、たとえば、ニューオリンズやリヴァプールなんかも、そういう不思議な地図の上にあって、出会いというものは奇妙で、それでいて、素敵な空気を醸してる。出会うことが目的といってもいいかもしれない、そのためには心の話を聞いてやって、それを遠ざけてはならない、そんな気持ち。ハイコーフェスの打ち上げで、島崎さんが、お付き合いしたくない人とはお付き合いいないことにした、と言っていて、どうかな、僕は、諦めたくないので、出会ってしまったら、何か理由があるんだと思ってる、この道の途中で、この道というのは、僕の心の延長線上にあるもので、いつもその先を見据えて歩いているのだけれど、だから出会いたい人としか出会わない、だってこんなに沢山の人がいて、すれ違う人の方が何倍も多いのに、僕がやりたいことの上を行くなら、そことしかつながらない、そんな話をして、せやねん!そういうことやねん!という話になったんだけど、あ、なんかまとまってなさそう、伝わるかな、熊ちゃんたちに出会えてから、長野市にずっといたのに、一度も大町には行ったことがなかったのに、何度も足を運ぶことになって、何か心がビンビン伝わってくるような感じ。つまりは嬉しいってこと。長くなるけど、家がなくなってから、毎日どこへいくのもその線の先にあるような気がする。今夜どうするのか、きょうはどこにいくのか、それを僕は心で選んでる。僕は何をしたいのか。

お昼頃に木崎湖に到着して、よいお天気で、木がいっぱいあって、あ、こうやって書いてみると、木に崎に湖って、なるほどなあって思う。ちょうど熊ちゃんたちも到着、準備をして、乾杯をして、ライブスタート。お客さんまばらながら、演奏してると、あまりにも木に囲まれてるので、人ばっかりにわかる言葉で歌ってるのがおかしな気持ちになってきて、世界全部に歌おうと思った。木も湖も空もちゃんと聴いてくれているような気がして、そう思ったから、そう思いながら歌った。気持ちがよかった、ほんとうに。

そのあと、投げ銭で蕎麦があったり、ビールや日本酒や天ぷらもでたり、ほんとうに、気持ちがよかった。夜はみんなでラーメンを食べに行って、それから、海ノ口キャンプ場のバンガローで、キャンプみたいに雑魚寝。

あたりは真っ暗、大粒の雨音が僕の扉を楽器みたいに叩いてた。

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