
友達だったり知らない人が、急に神様みたいに話しはじめることがある。そういうときは、いつもはっとする。ぼくはいつも言葉を探してるみたいだ。
2012.09.22
か
ついに秋田へ向かうことに。朝早く、といっても10時頃、ねこちゃんのおばあちゃんちを出る。明け方までのんでいたので、こくこくと寝ていた。Jaajaはいつも大きいハイエースで移動していて、僕はいつも荷台に乗っている。窓から入ってくる陽射しが綺麗。ねこちゃんにもらったおにぎりを食べながら、海岸線をゆく。途中で、海に立ち寄って、たのしい、ららら。飛び込んでみるも、意外と冷たくなく、妙な温さが心地悪かった。そんなことは、ばれないように、いかにも気持ち良さそうに泳ぐ。「あー、きもちいー。」なんか、ぬるいし、生臭い。葵ノをぽちゃっとやったら泣いてしまった。子供の大泣きが好きだ。いいなあ、と思う。ロックンロールが必要ないんだろう。そのあと、浅瀬で遊び続けそうな葵ノを、ぶどうで誘惑して、また北を目指した。「きっと夕焼けが見れるねー」と言う。楽しみにしながら、またうとうと。はっと気付くと夕暮れ時で、ゆうにゃんがクルマを飛ばしてた。防砂林の向こう側に海岸があるのに、なかなか行けないらしくって、夕焼け見たさに、焦っていた。クミちゃんは、林の向こうの夕焼けをぽーっと見ていて、それはそれで綺麗だった。夕焼けのかたち、雲が濃い色で影になっていて、「あそこに街がある気がしちゃう」ってゆうにゃんが言う。「ありそうだね。」とか、「あるわけないじゃんー」とか。僕は実は地動説とか天動説とか、地球が回ってるとか、そういうことを一切信じてない。といっても、信じない、というわけでなくて、どっちでもいい、ということだけど。想像力のために、そこに幅があって、誰かがそう言ってた、くらいにしか考えてない。馬鹿馬鹿しい、とおもう。僕のじゃまをしないでね。
夜7時ごろ、秋田の静かな定食屋さんに寄って、餃子定食やら、カツカレーやら。「カツ丼あるよー」て、かよちゃんに言う。結局10時ごろだったか、秋田ハイコーフェスの会場に到着。そういえば、途中の道の駅に、巨大なカボチャがいくつも縦列駐車していて、シンデレラかな?とか思った。シンデレラ多すぎ、0じはまだ回っていない。