2012.12.21
マヤ暦でいう最後の日、だったね。何か起こるのかな、と思いながら過ごしていた。「大晦日みたいな気持ちだから。」と、珈琲じゅっぷんのフミヨちゃんは着物を着てた。素敵な余裕。僕はといえば、お昼ころにモノコトに絵を搬入して、それからじゅっぷんにいて、まどかと待ち合わせてからパンク歌舞伎を観に行ってきた。アメリカンドッグも食べた。夜は小松菜とトマトソースのパスタを作った。まあ、普通に暮らした。悲しいこととかはなくてよかった。よかったね。僕も君もよかったよね。
ひさびさにクミちゃんと葵ノに会った。葵ノは立派に人間になってた。言葉は、進化なのか退化なのか、僕にはわからない。僕は字が読めるから、町を歩いてるとたくさん広告が眼に飛び込んできちゃうんだ。刺さっちゃって痛いよ。いつまでも森の声が聞きたいと思うけど、ときどき目をつぶって歩いてみるけれど。曖昧に言葉を聞く練習をたまにしてる。音楽みたいに、ただの音として。心を無くさないでね、僕。いつまでも、だよ。空っぽでもね、星が見えるだろうよ。