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ロックンローラーにして絵描き、ぐっとクルーのボーカルギター岡沢じゅんのブログです。








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hokkaido   September 21, 2013


6月某日

写真をみてもらえればわかるとおり、札幌に行きました。「飛行機のチケット余っちゃったから北海道行かない?」とスリーパーくんが言うので。jetstarで。ヒスイちゃんや、サチ、初めて会う人もちらほら、で。

セントレア空港で待ち合わせ、パーくんたちがなかなかこないので、受付の女性を困らせてしまっていた。飛行機は遅れるのがこわいので、がんばって早めにいくようにしている。一度、スペイン行きの飛行機に乗り過ごしたことがある。それは、出発日を一日勘違いしてたんだけど。サヨナラ。

ぎりぎりで乗り合わせて、嘘の名前を言って搭乗、あっという間に着いた。子供は耳抜きができないので、飛行機の離着陸は泣く。息子にはよく哺乳瓶で何かを飲ませていた。確信はないけど、たぶんそうだと思っている。以前、赤ちゃんが延々と泣いてしまって、お母さんがオロオロしてるとき、何か言いたかったが、言えなかった。ぼくがなにか言うと母親は傷つくだろうとおもってしまったからだ。子供のこと、僕なんかに諭されたら、嫌だろうから気を使うのだ。元妻でさえも傷ついてたもの。ヒスイちゃんとこのサチもぐずってたので、「なんか飲み」とだけ言った。たぶん。

新千歳に着いて、札幌まで電車、いちどみんなは荷物を置きにホテルにいくらしく別れて、ぼくは時計台を観にいった。ホテル代がない僕は、よさげな公園を探してみたり。飲もうよってことで落ち合って、行ってみると、海の幸ずくしだった。本当に美味しかったけど、割り勘で払ったら、お金はほとんど無くなってしまった。美味しかったんだけどね。とても。ウニぎりというウニのおにぎりがよかった。

じつはサチが誕生日だったので、みんなでそのあとケーキを買って、ホテルでお祝いをして、お酒を飲んだ。けっきょくのところ、ソファで寝かしてもらった。


翌日、みんなは小樽へいくことになってたんだけれど、ぼくはついていかなかった。お金がほとんどなかったし、ついていけば、やっぱりまた使ってしまうだろうことはわかりきっていたから。遊びのことだけど、お金のかからない遊びばかりを選びがちだ、ね。お金というのは、想像力を殺す道具といったようなことを誰かが言ってたけど、ぼくもそう思うし、それだけでなくて、感謝することや、優しさなんかも遠くに追いやってしまうものだと考えてる。だから、本心でいえば、ずっと底辺の暮らしがしたいとおもってる。

ギターを持たずにきたので、だんだんといてもたってもいられなくて、札幌のハードオフまで歩いていった。どれぐらいあったかな、1時間くらい歩いたところに、それはあって、アルファベットでJUNと書かれているステッカーが貼ってあったジャンク品のクラシックギターをかった。2000円で。また歩いてもどる途中で、川のそばの芝生でごろり寝転びながらギター、爪弾くぼくは、いかした感じで、眠ってしまった、いいお天気だった。

ヨーロッパあたりにいきたかったけど、いろんな予定や、お金がなかったのと、飛行機代がけっこうしたので、行けなかったなと思いつつ、パーくんから電話かかってきて、「いつくる?」とか、ああ、もう、リンゴアゴーゴーはじまるのか、いかなきゃ、で歩いた。ギター弾きながら歩いてると、いろんな人が振り向いたり、とくに子供は、興味しんしんで、ぼくはといえば、ほら、お得意の得意げな様子をしてただろう。恥ずかしいけど、お得意だったろう。

泊まってたホテルの地下、なんて便利な立地、にあるDUCEというハコで、ライブイベントをみた。ぼくは観てただけだったんだけど、あばばずれという、わけわかんないバンドがおもしろかった。ちょっと名古屋っぽいかな、あまり狙ってなくて素っぽいのに、へんてこみたいなところ。お客さんひとりしか呼べてなくて、残念なかんじもあったけど。

打ち上げでなんか歌うことになって歌ったり、あばばずれにも入ってもらったり。パーくんは、打ち上げ盛り上げたで賞とかいって、結構、あばばずれもりんご音楽祭に呼んでいた。そういうところが、憎めないところだなあ。

おかげで、投げ銭ももらえたし、CD買ってくれる人もいた。

遅くまで飲んで、パーティにも参加して、明け方にホテルにもどった。

とくに意味もない日記の気がするけど、読んでくれてありがとう。


その翌日、飛行機で名古屋へ。セントレアに着いて、さて、名鉄の切符を買おうとしたところ、下駄を履いていなくて、困った。じつは、その場所で少し脱いでる間に駅員が片付けてくれてた。子供用だと思ったらしい。僕はといえば、飛行機のほうまで探しにいって大変だった。

おもしろかった。


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